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飲食店先輩経営者からのメッセージ

馬場南海

安くて美味しいものをがっつり食べて満足してもらう!それが使命
オーナー:橘田千也氏1952年生 山梨県出身
住所:東京都新宿区下落合1‐3-19吉野荘1F
開業:2013年開業

『馬場南海』は、キッチン南海の神保町本店で修業をした橘田氏が独立経営している店舗だ。橘田氏が本店に入ったのは、昭和46年19歳の頃だったという。本店で約7年修業をしたのち26歳の時に下井草で独立開業をし約35年間営業。続けてきた下井草の店舗建物の立ち退きに会い移転をして2013年開業したのが『馬場南海』だという。

19歳で修業を始めた当時から、独立を考え本店で7年間修業をしていた時は給料のほぼ9割を貯蓄し7年間で約800万円程度の開業資金を準備し、開業店舗も1年~2年近く好条件の物件を探し独立したという。約7坪の店を下井草に開業し開業当初から、非常に好調だったという。

「当時はキッチン南海のブランド力もあり、安くて美味しい洋食をがっつり食べられると非常に好評でした。神保町本店で修業してた当時はとにかく忙しく、店舗の他にも出前が非常に多く出ていました。」「下井草で開業してから、約35年間続けてこれましたがおかげさまでずつと黒字経営が出来ていました。」そう橘田氏は語る。

馬場南海の人気メニューは定番のカレーライスやカツカレーだ。また場所柄学生や若者向けに、カツと生姜焼きなどの盛り合わせメニューもある。キッチン南海からのれん分け独立した店舗は約15店舗ほど現在はあると言うが、どの店舗も非常に永く続いている老舗となっている。70歳を超える方でも現役で働いているそうだ。永く営業を続けるうちに、それぞれ味に個性が出てくるという。

「下井草から移転して馬場南海を開業した当初は、なかなか厳しい時期もありました。」「ただ手作りで美味しいものをお腹いっぱい食べて欲しいという気持ちで、地域に合わせてメニューの見直しをしたりしました。」努力を惜しまず継続した結果、下井草から移転しても変わらず通ってくれるお客様や、徐々に地域の方のお客様も増えてきたという。 今後も変わらぬ想いで、店を続けて行きたいとのことだ。

 

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