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飲食店先輩経営者からのメッセージ

下町メンチカツ専門店 亀有メンチ

お客様に喜んで頂くため、手間を惜しまずメンチカツにこだわる
オーナー:川原義輝氏1979年生 東京都出身
住所:東京都葛飾区亀有3-32-5
開業:2010年9月

メンチカツ専門店という、他店にはないコンセプトを元に、下町に愛され繁盛している『亀有メンチ』を家族経営している川原氏。家族4名で繁盛店を切り盛りしている。

元々は祖父が堀切で飲食店を経営していたそうだが、自身は飲食業で働いた経験はなく、父親が経営する輸入販売会社で勤務していたという。

 看板商品は、部位を選定したブロック肉を店舗で挽き、店舗で手間をかけ仕込み、専門業者に特注で頼んでいるパン粉と植物性の揚げ油で仕上げた、こだわりの『亀有メンチカツ』だ。
高齢の方も女性の方もあっさりと食べられる味わいで、開業時1日で1000個を売り切るヒット商品となった。アルコールメニューで提供している『亀有ハイボール』は、祖父の時代からのレシピを受け継いだ、氷を入れない濃い味わいで下町に愛されるハイボールだ。メンチカツをつまみに飲む常連客も多い。

『家族と相談し、こうと決めればやるのは早い、そんな家族なので、飲食店をやろうと決めた時からすぐに動き始めました。』そう川原氏は語る。

 開業しようと決めてから、およそ5カ月で物件を見つけて開業をしたという。
『もともと亀有周辺は土地勘もあり、物件も良い物件が幸いにも見つかり、知り合いに施工業者もいたので即開業に向けて動くことが出来ました。』『ただ施工費用をなるべく抑えただけに工事完了までの期間はかかりましたね。看板だけを先につけている状態で、3か月後にやっとオープンという感じでした。』ただ、看板を先につけていたのが功を奏したのか、地元客が目にとめ中々開かない気になるお店ということで、開業までの期間思わぬところで店の認知は地元で進んでいたとのこと。

『まったく開業時にはお金のかかる宣伝はしていませんでした。ただ亀有メンチという地域に親しみやすい店名や、店名を見てメディアからの取材問合せも当初から多数あり、開業1年目から売り上げを伸ばすことが出来ました。』そう川原氏は振り返る。土地の名前を店名や商品に入れたことで地元の観光協会とも良い関係を築くことが出来たという。

『単品を売る専門店で、地域のお客様相手の商売ですから、メンチカツの品質は毎日チェックしています、仕入れる肉や季節によっても微妙に味わいが違ってくることがあります。
毎日買って頂くお客様だからこそ、同じ味わいを提供できるように、レシピは数値化し味のチェックをする。それを心掛けています。』と川原氏。

 思ったより休めず大変なことは、これから飲食開業をされる方には覚悟して欲しい。ただ飲食店をはじめて、お客様の反応を直接感じたり、お客様とのふれあいやつながりが増えることが、今までになかった楽しさとのことだ。

 

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