住所：千葉県船橋市本町7-1-1 1F
開業：2018年2月
地域に根ざし、地域に愛され、地域に貢献できる店をつくりたい。『街の風景になれたら』そんな想いで店舗を開業した富樫氏。現在新小岩と船橋でスパゲッティミートソース専門店FORKDANCE（フォークダンス）を経営している。
こだわりのメニュー『スパゲッティミートソース』は、パスタ麺作りからソースまで全てこだわりの調理法で店舗自家製で提供している。余分を加えず、必要を省かず、香ばしく深みのある味わいに仕上げた逸品だ。
幼いころから祖母が食堂を、母親が甘味処を経営しており、飲食業は常に日常に身近なところにあったという。『自分自身も大学を卒業後、飲食業界に進もうと自然と考え、日本ケンタッキー・フライド・チキンに新卒で入社をしました。』そう富樫氏は語る。
その後ケンタッキーフライドチキンでは、20年以上勤務し、経営企画や新規事業の責任者、子会社の再生事業やIPO業務などを経て、46歳の時に自分自身で飲食コンサルティング会社を立ち上げたのだという。
『コンサルティング業務を行う中で、やはり飲食業においては“現場感覚”が大事だということを改めて感じました。現場感覚を忘れてしまっては、“口だけ”になってしまう。実業としてやはり飲食店経営に自社で取り組もうと考え、2010年に1号店の新小岩の店を立ち上げました。』そう富樫氏は開業の経緯を振り返る。
新小岩の場所を選んだのは、知り合いからのご縁でたまたま物件を紹介されたからなのだという。『実は今振り返れば、立地や物件の選定はもっと慎重にやればよかったと思っています。開業～2年半くらいは辛抱の時期がありました。』『それでも石の上にも3年という気持ちで、当初のコンセプトをぶらさず、地元の方を雇用し、地道に想いを伝え続けました。』地域密着店となるため、余計な販促などは行わずに、地域に受け入れて頂くための運営を毎日心掛けたとのことだ。
地域の方に“自分の店”として利用頂けるようにという想いで、すべてのスタッフにもその想いを伝え続けている。新小岩店の開業から8周年目、現在では地域に愛されるお店として、常連のお客様も増え、売上も安定し、店を任せることが出来る人材も育ってきているとのこと。2018年には2号店を船橋にオープンした。
『飲食店の運営には、皆それぞれ個性の違うスタッフをまとめる現場力が必要です。まとまったチームに育てるには、お店の理念や想いを常に伝え続けることが大切です。』
そう富樫氏は語る。今後は飲食人材の育成を事業の中心とし、飲食に魅力を感じて生き生き働いてくれる人を育てて行きたいとのことだ。
