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よくある質問

Q.飲食店の勤務経験がほとんどありません。これから個人で飲食店開業するために準備に取り掛かろうと思っています。開業の準備をする際の注意点があれば教えてください。

A.

お店を経営する上で、飲食店での勤務経験が絶対に必要か、と言われると必ずしも経験が必要とは限りません。
但し、お店の運営に目を向けるとすれば、当然ながら経験が無いよりも有った方が良い訳ですから、その点では経験者の方が有利と言えます。
しかしながら、“お店を運営すること”と、“お店を経営すること”は全く違うということを認識しなければなりません。
お店の運営=調理や接客サービスは、未経験でもとにかくトレーニングを積んで繰り返し体感することで一定のレベルであればできてしまうものです。よく「習うより慣れろ!」と言われます。

ただ、経営の場合はそう簡単には上手く行きません!経営は管理をすることが重要です。
経営は人とモノとお金を活用して徹底管理し、目標の売上・利益を産み出していくことにあります。中でも経営の目的は利益を追求することにあります。
管理とは誰がやっても同じ料理・接客サービスが提供できるように各種マニュアル化をしなければなりません。
さらに、目標利益を達成させるために経費をコントロールすること、計数管理を徹底することが重要です。
そのためにも、飲食店経営の正しいノウハウと正しい情報を経営者としてきちんと把握しておかなければなりません。
こうした飲食店経営の知識がゼロの状態から独学で身につけるには膨大な時間と根気が必要とされます。“有名店で料理の修業を●●年した”とか、“大手チェーン店で接客サービスの技術を磨いてきた”と言って、飲食店経験者がいざ独立して出店したところ、「経営が思ったように上手く行かない」、「全然儲かっていない」と経営の相談を受けることがよくあります。

よくよく話を聴くと、「修業中は技術を覚えることで手一杯で経営の勉強を全くやってこなかった」というお話です。
実は世の中の飲食店の個店生業店のほとんどが、このように飲食店経営の知識をご存じないまま経営されておられるのが実情です。
毎回たくさんの経営上のお悩み、お問い合わせを頂いている訳ですから、手に取るように分かります。
これから飲食店の新規開業をお考えの方には同じ轍を踏んで頂きたく無いのです。現在、私たちコロンブスのたまごでは、開業準備に取り掛かられる前、もしくは開業準備と並行して、必ず飲食店経営の勉強のススメを強く訴えております!

コロンブスのたまごでは、これから飲食店“経営者”を目指す方のために、『90分でわかる飲食店開業で失敗しないためのイロハ』勉強会を開催しております。
さらに、飲食店経営の実学を勉強するための講座を開講し、その習得を推奨しております。講座で習得したことは日々の経営をしていく中で活き続けますので、自分自身への教育投資を真剣に考えてください。

『90分でわかる飲食店開業で失敗しないためのイロハ』はこちら
セミナーの様子

飲食店開業の準備をする際の注意点

ここで、開業の準備をする際の注意点をお伝えします。
開業準備のタイミングで、飲食店の出店に対して「家族の反対がある」というケースを稀に耳にします。
飲食店経営は決して楽な仕事ではありません。ご家族が直接お店の現場に立たないとしても、自宅でのご家族のサポートというのは欠かせません。
開業直後というのは、慣れないことの連続の上に、集客・売上が安定するまで休みを取れないようなことが出てくる可能性もあります。
そのようなご家族の反対がある中だと、お店の仕事を終えて疲れて自宅に帰ると、家族関係でギクシャクしてしまって安らぐ場所が無い、結果「もう嫌になってお店を閉めた」というようなお話を聴くこともあります。

そうではなくても、起業するというのは相当な時間と労力が必要なものです。
ご家族の反対を覆せるだけの起業にかける情熱、飲食ビジネスを成功のシナリオの根拠を示して語れるだけの説得力、これが無いと実際に開業できたとしてもその後に起こる様々な困難には立ち向かえなくなってしまいます。
この場合は、自分自身が本当に飲食店を開業したいのか?もう一度考えてみる必要があります。

それからもう一つ、友人・知人とお互いに出資し合って飲食店を始めようとするケースがよくあります。飲食店を共同経営で始めようとする場合は、まずお店を始める前にそれぞれの出資比率や役割分担、役職などを明確に決めておくことが大切です。
今のところは良好な間柄であっても、将来において、店舗経営のビジョンや経営手法、運転資金の問題、運営方法に見解の相違が発生してしまった時、どうなってしまうでしょうか?実際にこのようなケースで喧嘩別れしてしまうことがよくあります。
もしトラブルになってしまえば、経営どころではなくなり、事業で失敗する可能性が高いと言えます。
良好な関係性だからと言って曖昧なままスタートを切るような“共同経営”は失敗するケースが多いためお奨めしません!

こうして、飲食店開業に対しての阻害要因が払拭できて、起業する意思が固まってから開業の準備に取り掛かると良いでしょう。

 

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