資料請求
お問い合わせ
ラインで相談

事例コラム

鰻屋の開業で必要な資金・準備や成功させるための3つのポイントを紹介

鰻は、特別な日はもちろんのこと日常のランチなどでも楽しめる美味しい食材です。

「高級感あふれる鰻をお客様に提供したい」
「地域で支持される人気飲食店を開業するにはどうすれば良い?」
「食材にこだわった専門店を営業して、売上を伸ばしたいと思っている」

今回は、そんなことを考えている皆さんに向けて鰻屋の開業に関する情報をお届けします。
営業に必要な資金・手続き、出店準備の流れ、経営を成功させるためのポイントなどをまとめたので、気になる方はぜひ今回の記事をお読みください。

最後まで記事に目を通すことで、鰻屋を開業するイメージが湧き、取るべき行動が見えてくるでしょう。

 

鰻屋は儲かる?

鰻屋は儲かる?

まずは「そもそも鰻屋は儲かるのか?」について解説します。

鰻屋はほかの飲食店と比べて客単価が高いため、比較的儲かりやすいといわれています。
しかし、その分食材の仕入れにお金がかかることや、回転率が悪くなりやすいことは懸念点といえるでしょう。

逆に言うと、なるべく仕入れ値を抑えたり、回転率を上げるための対策をしたりすることで、より儲かりやすい鰻屋を作り上げることは可能だということです。

そのため、開業前に綿密な計画を立て、儲かりやすいシステムを考えておくことが大事になってきます。

 

鰻屋の開業で必要な資金・手続き

鰻屋の開業で必要な資金・手続き

ここからは、鰻屋を開業するために準備すべき資金と手続きについて説明します。

「どのくらいのお金を準備しておくべきなんだろう?」「難しい手続きは必要なのだろうか?」などの不安を抱えている人は、参考にご覧ください。

 

必要な資金

鰻屋を出店するためには、だいたい1,000~2,000万円ほどの資金(※こちらは一例です。)を用意しておくべきでしょう。
鰻の美味しさは設備のクオリティによっても変わってくるため、鰻の焼き台をはじめとした設備にお金をかける必要があるからです。

もちろん、鰻屋を開業するためには、設備以外にも多くの出費があります。
代表的な資金の内訳を以下に記載するので、ぜひ目を通してみてください。

・物件取得費用(敷金礼金、仲介手数料も含む)
・店舗の内装・外装における工事費用
・食器や家具などの備品購入費用
・ユニフォーム購入費用
・広告宣伝費用
・開店後数か月分の運転資金

ただし、これらの内訳はあくまで例の一つです。
開業する鰻屋の規模や、選定する物件の内容などによってこの費用は大きく変わってくるため、あくまで参考程度にとどめておいてください。

 

手続き

鰻屋を開業するにあたって、「飲食店営業許可」と「食品衛生責任者」の2つを取得しなければなりません。

もちろんそれ以外にも「防火管理者」の取得や「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」など別の手続きが発生することもあるので、
自分が行うべき手続きについてしっかりとリサーチしておきましょう。

飲食店営業許可
飲食店を開業するためには、管轄の保健所に申請して飲食店営業許可を取得する必要があります。
飲食店営業許可に関する細かな規定は自治体によって変わってくるので、自分の自治体の規定を前もって確認しておきましょう。

なお、許可を取得するには実地検査も必須です。
そのため、「申請してからすぐに営業許可証が交付される」というわけではありません。
オープン日が近づいてから焦らないように、時間に余裕を持って準備を進めておきましょう。

食品衛生責任者
食品衛生責任者は、飲食店開業に必須の資格です。
調理師、栄養士、製菓衛生士などはそのまま食品衛生責任者として選任できますが、該当する人物がそういった資格を保有していない場合は、別途講習会に参加しなければなりません。

講習会の受講形式は「実際に現地で講習を受けるタイプ」と「オンラインタイプ」に分かれていることもあるので、各自治体の情報を確認しましょう。

 

【鰻屋】開業までの流れ

【鰻屋】開業までの流れ

続いて、鰻屋を開業するまでの基本的な準備を流れに沿って説明していきます。

今回は「事業計画→店舗・物件探し→外装・内装工事→設備・備品調達」という流れに沿って解説するので、一つの例として目を通してみてください。

 

事業計画

鰻屋に限った話ではありませんが、飲食店の開業で失敗を防ぐためには事業計画を念入りに立てることが重要です。
というのも、金融機関から融資を受ける際に事業計画書が必要になったり、今後の準備内容を可視化できたりするからです。

もし事業計画書の作成について疑問がある場合には、専門家に相談することをおすすめします。
一人で悩むよりも、時間を有効活用できるはずですよ。

飲食総合コンサルティング企業「コロンブスのたまご」では、以下のようなセミナーを開催しています。詳しい情報について気になる人は、ぜひお問い合わせください。

『90分でわかる飲食店開業で失敗しないためのイロハ』はこちら
90分でわかる飲食店開業で失敗しないためのイロハ

 

店舗・物件探し

店舗の売上は、立地によって大きく左右されます。
そのため、想定しているターゲットが多く居住・通勤・通学しているエリア内で、開業したい鰻屋のコンセプトにマッチした物件を探すことが重要です。
特に鰻屋は「高級感あふれるリッチな店舗にするか」「家庭的で大衆化された店舗にするか」という2つの選択肢から最適なものを選ぶ必要があります。

選択から外れた立地に出店してしまうと、売上低下にもつながりかねないので、リサーチに力を入れましょう。

 

外装・内装工事

次に、店舗の外装と内装の工事を進めていきます。
和食らしい落ち着いたイメージのデザインにするのも良いですし、あえてスタイリッシュかつクールな雰囲気を意識するのも良いでしょう。
過去に飲食店や鰻屋の工事を担当したことのある業者に依頼できると良いですね。

 

設備・備品調達

鰻の調理をするための設備や、店舗の営業に必要な備品を用意することも忘れてはいけません。
具体的に言うと、「鰻の焼き台」「冷蔵庫、冷凍庫」「シンク」「食器」「タレを入れるツボ」「レジ」などが主な例です。
リース品や中古品を活用しながら、なるべくコストを抑えられるように配慮することが重要ですよ。

 

鰻屋を成功させるための3つのポイント

鰻屋を成功させるための3つのポイント

鰻屋を繁盛させるためには、ある3つのポイントを意識することが必要です。
戦略的に店舗を経営することで、お客様が途切れない店舗を作ることができるでしょう。

・ライバル店にはない部分をアピールして差別化する
・SNSを有効活用する
・テイクアウトメニューを充実させる

 

ライバル店にはない部分をアピールして差別化する

ライバル店と差別化するために、自店ならではのアピールポイントを確立することが大切です。
例えば「居酒屋を主軸にしたメニュー展開にする」「高級路線に振り切る」などが例に挙げられるでしょう。
出店を検討しているエリア内にライバル店が存在しないか確認し、どのような系統の店なのか調査しておくのがおすすめです。

 

SNSを有効活用させる

より多くのお客様に足を運んでもらうために、SNSを使って広告宣伝を行うことも重要です。
料理の美味しさを写真で伝えたいならInstagram、ユニークな投稿で「バズり」を狙いたいならX(旧Twitter)、
動画で若年層にアプローチしたいならTikTok…というように、意図に合わせてSNSの種類を使い分けると良いでしょう。

 

テイクアウトメニューを充実させる

鰻のテイクアウトメニューを用意することで、新しい客層の需要を拾い上げることができます。
「家やオフィスでゆっくりと食事したい」という層は確実に存在するので、テイクアウトメニューの存在は売上アップにつながるはずです。

ここで気をつけるべきポイントは、「お吸い物や漬物などをセットにすることで、テイクアウトでも満足感のある内容にする」だといえるでしょう。
あるいは、値段をイートインよりも安めに設定するのでも構いません。
つまり、「テイクアウトメニューはお得だ、買ってみたい」とお客様に思っていただく動線を作っていくことが大切なのです。

 

鰻屋の開業を検討されているなら

鰻屋を開業したいという夢を持っているなら、なるべく早めに最初の一歩を踏み出してみましょう。
独学での開業準備に不安を感じる場合は、飲食コンサルティング企業のサポートを活用してみるのも一つの手です。

飲食コンサルティング企業「コロンブスのたまご」では、事業計画書の作成・メニュー考案・マニュアルの作成などをはじめとした幅広い支援を行っています。

開業に向けての準備が一気に楽になるので、負担を抑えながら人気店の開業を目指したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

資料請求・お問い合わせはこちら

 

 

 

お問い合わせContact

お気軽にお問い合せください