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事例コラム

たい焼き屋を開業するには?必要な資金・準備や3つの成功のポイント

 

「儲かる飲食店を経営したい!」そんな思いを抱いている人は、たい焼き屋を開業してみませんか?

 

たい焼き屋は、出店や経営にかかる費用を抑えながらしっかりと売上が出せる業務形態です。なるべく失敗するリスクを減らして、確実に成功したい人に向いています。

 

この記事では、たい焼き屋の開業にかかる資金・必要な許可・物件や設備の準備・事業計画の立て方・立地選びなどについて解説します。

 

たい焼き屋の開業を検討している人や興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

たい焼き屋は儲かる?

たいやきの写真

たい焼き屋は、ほかの飲食店と比べると「儲かる飲食店」「利益が出やすい業務形態」といえます。その主な理由は以下のとおりです。

・小さいスペースで出店できるため、家賃を抑えられる
・原価が安い
・必要な設備や備品が少ない
・少人数で営業できるため、人件費がかからない
・知名度がある食べ物なので、気軽に買ってもらいやすい

また、たい焼き屋の原価率はおよそ30%ほどで、原価率40〜50%の寿司屋や、50〜60%に迫るハンバーガー屋と比べるとかなり利益率が高いことがわかりますね。
(※こちらは一例です。)

少ない労力で大きな儲けを出せるたい焼き屋は、初心者でも比較的気軽に始めやすい業務形態なのです。

 

たい焼き屋を開業するには?

たい焼き機の写真
たい焼き屋を開業するために必要な資金・手続きなどについて解説します。たい焼き屋の開業を考えている人、興味のある人は必見です!

 

必要な資金

たい焼き屋を開業する際、総額で約200〜500万円ほどの資金が必要です。
(※こちらは一例です。)
内訳は以下のとおり。

・物件取得費(約5坪〜)…約150万円〜200万円(保証金含む)
・外装工事、内装工事費用…約60万円〜100万円
・厨房機器費用(たい焼き機や鉄板含む)…約80万円〜120万円
・消耗品購入費用…約30万円〜50万円
・広告費…約10万円〜20万円

居抜き物件を選んだり、リースプランを利用したりすると、上記の金額よりも費用を抑えられます。物件取得費などをカットできるため、キッチンカーでの営業もおすすめです。

一般的な飲食店は約1,000万円〜2,000万円以上かかることが多いので、たい焼き屋は低コストで始められる飲食店だといえるでしょう。

 

必要な許可・手続き

たい焼き屋を開業するには、「食品衛生責任者」という資格と、「飲食店営業許可申請」という手続きをおこなわなければなりません。

・食品衛生責任者
飲食店を営業する場合、1店舗あたり1人が食品衛生責任者の資格を保有していなければなりません。
講習会に参加すれば、基本的にどのような人でも資格を取得できます。
ただし、調理師や栄養士などの資格を持っている人は、別途食品衛生責任者を取得する必要はありません。

・飲食店営業許可申請

飲食店の営業には、保健所から飲食店営業許可をもらう必要があります。
担当者による現地調査が必要になるため、なるべく早めに申請作業を終わらせましょう。
キッチンカーで営業する場合も、同様に許可申請が必要です。

飲食店の営業には、ほかに「防火管理者」という資格が必要な場合もあります。
しかし、これは1店舗あたりの収容人数が30名以上(従業員含む)の店舗のみです。
たい焼き屋を開業する場合はあまり関係ないでしょう。

 

たい焼き屋の開業までの流れ

たい焼き2個の写真
たい焼き屋を開業する際は、以下のような流れに沿って準備を進めてくださいね。

 

事業計画

まずは、たい焼き屋の事業計画書を作成しましょう。
事業計画書には、資金計画・店舗コンセプト・メニュー内容・内装外装・備品データなどを掲載します。
データに基づいた事業計画書が完成すれば、今後の資金調達なども問題なく進められるでしょう。

自分1人で事業計画を立てることに不安を感じるのであれば、飲食コンサルティング企業に依頼するのもおすすめです。

飲食店開業を目指している方は、関連するセミナーへの参加もおすすめします。

『90分でわかる飲食店開業で失敗しないための勉強会』はこちら

 

物件探し

事業計画書が完成したあとは、理想に合った物件を探してください。
ここで重視するべきポイントは、「店舗コンセプトに合った物件を探す」ということです。
地域に根付いた昔ながらのたい焼き屋を開業したいなら、家族連れが多い町に出店したほうがいいでしょう。
これに対して、見た目を重視したフォトジェニックなたい焼きを提供したい場合は、若者が多く集まる町に狙いを定めるべきです。

どのような物件を選ぶかによって、その後の集客・経営に大きく関わるため、しっかりと時間をかけて取り組みましょう。

 

外装・内装工事

続いて、外装・内装工事に進みます。
ほかの飲食店と違って、屋台形態でも営業できるところがたい焼き屋の特徴です。
商品の受け渡し場所や提供を待つお客さんの待機場所を、この時点で考えておいてください。

なお工事の際は、今まで飲食店を何度も担当してきた実績ある業者を選びましょう。店舗コンセプトにマッチしたデザインや、飲食品の提供に適した動線の知識が豊富だからです。

 

設備・備品調達

次に、営業に必要な設備や備品を揃えていきます。
特に重要な設備は、やはりたい焼き機です。
たい焼き機の種類は、一度にたくさんのたい焼きが焼ける「鉄板型」と1匹ずつていねいに焼いていく「一丁焼き」の2つ。
鉄板型のほうが効率よく焼けますが、一丁焼きは薄皮のたい焼きが焼けるというメリットがあります。
「どのようなお店にしたいのか?」自分の理想を考慮して、より良いものを選びましょう。

 

広告・宣伝

ここまで準備が進んだら、あとはお店の広告・宣伝です。
チラシや新聞広告といった従来の方法から、SNSを活用したオンラインの方法まで、まんべんなく取り組んでみましょう。
意外と忘れがちですが、地図アプリへの登録も忘れてはいけません。
業者に宣伝を任せることも可能なので、自分のできる範囲でトライしてみてくださいね。

 

たい焼き屋を成功させるポイント

たい焼きを焼いている写真

ここからは、たい焼き屋を繁盛&成功させるための重要ポイントを解説します。

 

夏用のメニューを考案する

たい焼きは、夏場になるとなかなか売れない食べ物です。だからこそ、夏限定のたい焼きスイーツを考えなければなりません。

・たい焼きアイス
・冷やしたい焼き
・たい焼きパフェ

また、夏場のみアイスやジュースなどを販売する店舗も少なくありません。
1年を通して安定した集客ができるように、積極的にアイデアを出すことが必要です。

 

SNSを最大限に活かす

SNS(Instagram、旧Twitter・X、Facebook、TikTokなど)を活用し、知名度を高めることもおすすめします。たい焼きは見た目が可愛いスイーツなので、SNSとの相性が非常に高いのです。店舗の公式アカウントを作成して、見栄えの良い写真を投稿することで、若い世代の集客を狙えます。

 

ポイントカードをつくる

リピーター客を増やすために、ポイントカードを作成・配布するアイデアもあります。
「たい焼きを10個買えば1個プレゼント」といったような特典をつければ、近所のお客さんは何度も訪れたくなるでしょう。

 

たい焼き屋の開業を検討されている方へ

たい焼き屋は、少ない費用で大きな利益を出せる、初心者向けの飲食店です。なるべくリスクを減らして開業したい人には適しています。

もし飲食店の開業に関する悩みを抱えているなら、飲食コンサルティングの老舗「コロンブスのたまご」にご相談ください。

事業計画書の作成・店舗運営のノウハウ・メニュー考案まで、飲食店開業に関して一貫したサポートが可能です。

未経験の人が1人で準備を進めるよりも、繁盛店への道を登り詰める可能性は高くなります。

たい焼き屋の開業を考えていて、不安を抱えている人、たい焼き屋の開業に興味がある人はぜひお気軽にご連絡ください。

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