Q.飲食店を開業するまでにやらなければならないことを教えてください。
A.
飲食店を開業するまでにやらなければならないことは非常に多岐にわたります。ここでは、飲食店開業までの代表的なタスクの一例についてお伝えします。
開業までのタスク一例
タスク | 内容 |
コンセプト設定 | 業種、ターゲット層、利用動機、主力商品、価格政策などを細かく検討し、どのようなお店にするかコンセプトを作り上げます。 |
物件探索 | コンセプトに見合った物件を探します。場合によっては物件に合わせてコンセプトを練り直します。 |
事業計画 | コンセプトに基づき、投資計画や開店後の売上計画、収支シミュレーションを作ります。融資を受ける際の資料にもなります。 |
資金調達 | 開業に必要な資金を調達します。自己資金に加え、親類や知人からの借入、金融機関からの融資などで必要な資金を集めます。 |
店舗内外装・施工 | 物件が決まったら、内外装の設計・デザイン、施工に取り掛かります。 |
メニュー開発・メニュー構成 | コンセプトに基づいて、お店で提供するメニューの開発に取り掛かります。全体のメニュー構成を考えます。 |
備品購入 | 店舗の調理道具や食器、店舗備品などを購入します。 |
各種届出・手続き | 保健所や消防署など行政機関への届出・手続きを行います。 |
求人 | 店舗スタッフ(社員・アルバイト)の募集を行います。 |
各種マニュアル作成 | 調理マニュアル、接客マニュアル、清掃マニュアルなどを作成します。 |
スタッフ教育 | マニュアルに基づいて、調理と接客の研修を行います。 |
販売促進 | チラシやWEBなどを使ってオープン告知をします。 |
オープン |
これらの項目を細かく分けると150もの手順が必要です。限られた時間の中で、開業までのタスクを漏れなく実施するには、事前にどのようなことをしなければならないのか?また、間違った判断をしないように気を付けるべきことをしっかりと把握し、計画を立てて進める必要があります。
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